歌舞伎町のドン

皆さん、こんにちは。
恋愛トレーナーの”愛乃 泉”です。

本日はこのブログを書くきっかけになった人物について、触れてみたいと思います。

これは、まだ歌舞伎町が歌舞伎町らしかった時の話で、今から15年以上前の事です。

歌舞伎町

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映画では”金城 武”の「不夜城」が上演され、その当時を思い出すと、”椎名林檎”の「歌舞伎町の女王」が、耳の中でチャラララララ~ラ~ラララ~と、聞こえてきます。

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その頃正に歌舞伎町の女王だった私は、ヘルプの女の子にプロレスラーのテーマソングの様に、私が出勤してきたのが、お客様を含めた全ての人間に分かるよう歌わせてました。

歌が終わり一瞬の静寂の後、私が店のフロアーに登場致します。
当時ダブル同伴や、トリプル同伴は当たり前だったので(同伴とはお客様と一緒に食事をしてお店に入る事です。)ヘルプの女の子に任せているお客様に、私が店に戻った事を意識させる為でした。

しかし、同伴したお客様の席に着く必要はありません。
だって、私との2人だけの時間は、既に提供しています。
私は迷わず同伴してくれとか、アフターしてくれとか言わずに、それでも毎日の様に通ってくれるHさんの席に着きます。(アフターといっても深夜も店を経営してたので、その店に出勤するだけですがね)

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私を自分の席に呼び戻すには、ボトルを入れるか、シャンパンを入れるしかありません。
バブルはとっくの昔に崩壊してましたが、何年もかかる公共事業や、ビルの建設を途中で放り出す訳には行かないじゃないですか。
だから、まだまだ歌舞伎町も景気が良く、暴力団排除命令も出てなかったので、チャイニーズマフィアものさばらず、グレイ系のお兄さんが暴れる事もなく、ある意味で治安が良かったのです。
本当に景気が悪くなったのは、リーマンショックの後です。

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そのHさんは、いわいるそっち系の方で、50歳くらいに見えました。(本当はもう少し上でした。)私が席に着いても、特別嬉しそうにする訳でもなく、ヘルプと楽しそうに話しを続けてます。
ここがモテるポイントですよねぇ。
私は無視をされた気持ちになり、別に好きでも無いのに嫉妬の炎をメラメラと燃やしたのです。
そうなのです。皆がチヤホヤする私という存在を無視するする事によって、私は好きでも無いのに好きな気持ちに錯覚してしまいました。

そして私は聞くのです。「Hさんは、私の事が好きだから、お店に通って来てくれてるのじゃないの?」

Hさんは言うのです。

「泉さんの事は大好きだけど、そんな態度を取ったら、ヘルプに着いてた娘に悪いじゃない?非ては泉さんのヘルプに着くのが嫌と言われかねないよ。」

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私の事を独占したがるお客様と違って、本当の意味で私の事が好きなのだわ。と思ってしまい、別に好きでもない人から、気持ちの上では一気に好きな人になってしまったのです。
流石、遊び慣れてるとは、こういう事をいうのだなぁ~!と関心したものです。

読者の皆さんは、私が恋に陥ったと思いましたか。
まだまだ、あま~~~い!ですよ。
私は知っていたのです。彼が言った言葉は、彼特有の社交辞令だということを。
そして彼も知っていました。私が嫉妬したふりをしたことを。

これが本当の水商売の遊び方なのです。
彼は、一つの店に1時間と留まりません。
それを専門用語で檀家回りと言います。
いわいる付き合いのある店を、全部回るのです。
お金はキチンと払いますが、こちらも身かじめ料を払ってますので、行って来いです。

勿論、頻繁に行く店と、義務感で行く店が有ります。
私はお金を払っていたので、彼の社交辞令だという事を知っていましたが、若い女の子は知らずに、うっかり好きに成ってしまう場合があるのです。

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彼もそれを良く知っていて、若い女の子に親切にします。

同伴してと言われれば同伴しますし、指名日だから来てと言われれば、お店に行って指名してあげます。
ギブアンドテイクでは無く、ギブアンドギブなのです。
とことん女の子の言う事を聞いてあげます。

そして1年くらい経ったある日、若い女の子に言うのです。

「俺と付き合わない?」と。

たいがいの女の子は彼の素性を知っても、「イエス。」と言ってしまいます。
なぜならば、同伴や指名のお願いをしても、この1年というもの口説いた事が無いのです。
普通の男性ならば2~3回同伴をお願いすると、見返りを求めて来ます。
費用対効果を求めるならば、当たり前の事ですよね。
私がどの様にして男性をかわして来たのかは、またな別な話しとして、彼は1年間もお金を使い続けながらも、なぜ女性口説かなかったのか?

答えは簡単です。

彼は女性に不自由してないのです。
今つき合っている女の子は、去年1年掛りで口説いた女の子です。
今年口説いた女の子とは来年つき合うのです。
そのように1年掛りで順繰り回しているのです。

素晴らしいじぁありませんか。

彼は女性が充分に射程距離内に入っている事を確認してから、絶対に外さない矢をたったの1本放てば良いのです。

百発百中なのです。

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ここで学ぶべき事は、女子の言う事をとことん聞いて、尚且つ良い人で終わらないという事です。

そこが難しいところなのですが、焦って口説いてもダメ。
言う事を聞き過ぎて、ただの良い人で終ってもダメなのです。
要は口説く前に惚れさせろ!という事です。

惚れてしまっているので、もはや彼は女性を口説く必要がありません。

彼は特別に格好良い訳ではありません。
毎回の様にシャンパンを入れる訳でもありません。

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でも本当に女の子が困った時に、絶対に助けてくれるのです。
若い女の子は、水商売に入ってからまだ日が浅く、沢山のお客様を持ってません。
しかしながらお店は商売なので、女性にノルマを掛けてきます。
そんな時に頼りになるのです。
暫くすると、女性も徐々にお客様が増えてきます。
そして彼を当てにしなくても良くなるという訳です。
彼はさっさと、次の若い女の子とつき合うのです。

今もたまに電話があります。
彼は70歳くらいになると思いますが、いまだに若い女の子とつき合っている様です。

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ねっ!簡単でしょ。
味方が少なく困っている女性を、ここぞという時に助けてあげて、ガツガツしない。
頃合いを見てすかさず誘う。

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なのです。

たったこれだけの事を意識するだけで、3ヶ月後には3割増しの男性に成っていること間違いなしです。

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今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
私は、いつでも男性の味方です。
そしていつでもご相談をお待ちしてます。

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